wanna be my idol!!!!

A.B.C-Zかわいくんのファンです

コインロッカー・ベイビーズを観劇したら河合くんのファンになっていた話

コインロッカー・ベイビーズを見に行った。


A.B.C-Zのことは本当にふんわりと知っていた。ムーンライトウォーカーを音楽番組で見て、ダンスと曲調がすごくかっこよくて良いなと思った記憶がある。ダンスに気を取られてメンバーの顔をよく見ることもなかった。
河合くんは名古屋の深夜のローカル番組で見たことがあって、顔の下半身不細工って言ってパンスト相撲してたジャニーズというなかなか酷い印象だった。


観劇は失礼ながら本当に時間潰しのための時間だった。なんとなく興味のある作品で、顔と名前が一致する人が出ていて、チケットも買えるし劇場も梅田から近い。大阪で一人時間を埋めるのにちょうど良い。面白かったらラッキーだと本当に軽い気持ちで見に行った。


結果河合くんのファンになって帰ってくることになった。一回しか見る予定なかったのに翌日の予定を少し変更してまで二回目を見ることにした。河合くんハシ、橋本くんキクのコインロッカー・ベイビーズは完璧だった。役を入れ替えってどうなるの?ビジュアル的にももうこれ以上はないのでは?って思うとめちゃくちゃ気になって気付いたらチケットを買っていた。配役入れ替えで見終わって、初演は河合くんキク、橋本くんハシという配役が附に落ちた。橋本くんの儚い歌声と役のしっくり感と、河合くんの大声で怒る演技で納得させられた。


コインロッカー・ベイビーズの河合くんの解釈は怒りと再生で、橋本くんの解釈は諦念と絶望なのだろうかと思った。
河合くんのハシはものすごく無邪気に自然に人が傷付くことをしてでも自分のことはきちんと守ってた。河合くんのハシを見て人間って人を傷付けることには鈍感なのに、自分が傷付くのにはすごく敏感だなって見てて嫌な気持ちになった。橋本くんのハシは優しく狂ってた。純粋すぎる人間って世の中に適合していけないんだなと見てて苦しかった。
河合くんのキクは出てたきたときにハシのときと目が全く違って驚いた。ギラギラしてて世の中の全てをぶっ壊してやるっていう怒りに満ちてた。橋本くんのキクは地に足をつけて歩かないようにしてるように見えた。全部諦めてて、こんな世の中いらないから全部ぶっ壊してやるって感じ。

河合くんキクが好きな自分の解釈は河合くん寄りなんだろうなと思った。そして自分はキクというキャラクターを中心にして物語を追っていたんだと気づいた。諦めてるから全部壊してなくすより、怒ってるから全部壊して作り直す方が希望があって良いなと思う。書きながら物語の解釈が検討違いだったらどうしようって不安になってきた。

役柄を入れ替えて物語のラストの解釈が自分の中で変わるのがすごく面白かった。舞台の上で叫びまくっていた河合くんがカーテンコールではニコニコ笑って手を振るギャップに衝撃を受けた。人間って話し方や表情ひとつで全然違う人に見えるのがすごい。この人顔の下半身不細工どころかものすごくきれいでかっこいいじゃんって完璧に落ちていた。
恋はするものではなく引き摺り落とされるものだなって思いながら会場を出た。

興味のあるDVDを買って見たら日常的に曲が聞きたくなって久しぶりにネット経由ではなくCDショップでCDを買った。今のジャニーズのCDの特典ってめちゃくちゃ豪華なんだね。DVD見たさと曲全部コンプリートしたい気持ちで全形態買ってしまう罠が待ち構えてた。

日付が変わってしまったから今日は19日日曜日。コインロッカー・ベイビーズ富山公演を見に行く。観劇は展開が分かっている二回目からが本番だと思ってるし、こんな楽しい好き飛び込まずにはいられなかった。一週間の急展開に自分でも驚く。生のアイドルはすごい。キラキラで人を元気にしてくれる。

河合郁人くんを応援することに決めた。